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国土交通省より、CCUS登録技能者の能力評価基準に解体技能者分野を追加する旨の発表がありました。
建設技能者の能力評価制度は、建設キャリアアップシステムに登録される建設技能者一人ひとりの技能や経験を客観的に評価する制度である。この制度においては、保有資格や就業日数に応じて4段階に判定される「技能レベル」が定められており、技能レベルに応じた建設キャリアアップカード(ゴールド、シルバー、ブルー、ホワイト)が交付される。
解体技能者の能力評価
このたび、2023年10月2日より「解体技能者」の能力評価基準が策定され、追加されることとなった。解体技能者の能力評価は、公益社団法人全国解体工事業団体連合会が実施する。
能力評価の概要
解体技能者の能力評価は、以下の4つの要素に基づいて行われる。
能力評価の流れ
解体技能者の能力評価の流れは、以下のとおりです。
能力評価のメリット
解体技能者の能力評価には、以下のメリットがある。
今後の展望
解体技能者の能力評価の導入により、解体工事の品質向上や人材育成の促進が期待される。今後も、さらなる能力評価の拡充が図られると考えられる。
詳細な内容
経験
解体技能者の経験は、解体工事の現場監督経験、解体工事の作業員経験のいずれかに基づいて評価される。現場監督経験は、解体工事の全工程を統括する経験を、作業員経験は、解体工事の現場で実際に作業を行う経験を意味する。
知識・技能
解体技能者の知識・技能は、解体工事に関する以下の知識・技能に基づいて評価される。
マネジメント能力
解体技能者のマネジメント能力は、解体工事の現場監督経験に基づいて評価される。評価項目は、以下のとおりです。
まとめ
解体技能者の能力評価は、解体工事の品質向上や人材育成の促進に大きく貢献する制度である。解体工事に従事する技能者は、この制度を活用して、自身の技能を客観的に評価し、キャリアアップにつなげてほしい。